ニッチな分野(ジャンル)の隙間を突いた市場かつ、
ライバルの少ないキーワードを狙い、
無料ブログを量産しながらアフィリエイトする
「1ラウンドアフィリエイト」
という初心者向け物販アフィリエイト教材があります。
ただ、素直に初心者の人が、
この教材に取り組み収益が出せるノウハウなのかと見た場合、
期待を裏切られるんじゃーないかという点があちらこちら。
そこで、今回は「1ラウンドアフィリエイト」の
何がいけなくて、
なぜそう思ったのかについてお話したいと思います。
期待外れと感じてしまう!その理由とは
まず、結論を先にいってしまえば、
この1ラウンドアフィリエイトのノウハウが、
ダメだなと思う点は
「無料ブログを使い物販アフィリを量産するペラサイトの手法」
だからです。
そのプロセスをセールスレターでは
・ ライバルが狙わない商品&キーワードを探す
・ ブログを作る&たやすくできるSEO
・ 収入が発生する
たったこれだけの作業を繰り返すだけでシンプル。
もう少し、これを具体的な流れに直すと
・ ライバルの少ないニッチな商品を選び
・ その穴場となるキーワードを見つける
・ 1つのブログに対し5記事ほどアップする
・ 1記事300~500文字程度の文字数
・ そういうブログを量産する
こういう手順を踏んでアフィリエイトするということです。
この中で、ニッチなジャンル商品に着目する点や
狙い目のキーワードを見つけ出す点は
アフィリエイトする一つの攻め方として大事だと思います。
しかし、ニッチなジャンルほど市場規模は小さく、
むろん見込み客の数(需要、ニーズ)も少ないわけですから
報酬を手にする可能性は高まるにせよ、
多くの収入を得られないのが後でネックになると思います。
というのも、そもそも物販商品の報酬単価は低くいため、
ライバルが少なく購買意欲の高いアクセスが、
狙えるからといって、
多くの報酬を手にすることはなかなかできません。
1ラウンドアフィリエイトでは端からライバルの多い
市場だと激戦区なので太刀打ちできるわけもなく、
大変な努力が求められるから
ライバルの少ない市場が初心者には良いといっています。
ですが、ライバルの少ないから稼ぎやすいとか、
競合が多いから稼ぎにくいと捉えるのはいささかおかしな話。
確かに競合が多い市場で強力なライバルに真っ向から挑み、
張り合っても初心者が勝てるはずはありません。
じゃーどうすれば初心者が、
そういう牙城に切り込めるのかって思われるでしょう。
そこで重要なのはライバルの少ない
狙い目のキーワードを見つける努力が必要。
その点はライバルの多いジャンルでも同じこと。
ようは、どこのポイントを糸口にして、
そこに切り込んでいくのか、その違いなだけ、
ニッチなジャンルだから有利と一概に捉えないでください。
ライバルの少ない市場だから稼ぎやすいと捉えるべきでは
ないということです。
次に、1ラウンドアフィリエイトの戦略では
ニッチなジャンルの商品に関する記事を
ブログに5つほど投稿するだけの薄っぺらい
ペラサイトに等しい仕組みを作るといっています。
それも、すでに購買意欲が高くて、
ライバルの少ない市場を狙うのだから
文字数が約300から500文字程度の
素人が書いた日記の様な記事でも構わないと。
「購買意欲が高く」
「ライバルが少ない」
この理由から
「約300から500文字程度」
「素人が書いた日記の様な記事」
でもアクセスが集められ成果が出せるというのです。
「えっ」それ本当のこといってます?
約300から500文字程度と言い放つのは
おそらくニッチな商品を検索する人が少なく、
ライバルも多くいないことを前提とした文字数だと思います。
しかし、何も知らない人がこれを見て、
なんだ!それだったら
「楽そう」「簡単そう」と思わないでください。
どうしてかというと、
このようにアクセスされる基準を文字数として、
捉えるのは誤った判断をしてしまう可能性が高いからです。
約300から500文字程度の文章を書いたらいいわと
思い込み記事に対して的外れな判断をしかねません。
記事は文字数が重要なのではなく「中身(コンテンツ)」、
書いてある内容がしっかりしていなければ意味がないのです。
なのに、1ラウンドアフィリエイトでは
素人が書いた日記の様な記事で良いと。
支離滅裂や全く何も考えないようなあやふやな文章では
いけないと前置きはあるものの、
芸能人や有名人でもあるまいし赤の他人が書いた
日記のような記事を誰が読みたいと思うのでしょうか?
この部分を誤解したまま、このアフィリエイトに取り組むと
「あれっ」いっていることと、なんか違うって、ハメに・・・
もし、あなたが欲しいと思ったニッチな商品があったとして、
検索した情報が日記のような内容だったらどうでしょう。
あなたは、その記事を通して物販を購入できますか?
おそらく記事をすぐに閉じてしまうのでは。
ニッチなジャンルとはいえ、
価値のある記事が書いてあるブログからではないでしょうか。
そういうお手軽系の表現で引きつけるのは
あまりにも情報弱者を手玉にとっている感が否めません。
それでいて、5つほどの記事を無料ブログに投稿したら
次に、新たなブログを作り、
それを量産して増やしていくというのです。
やはり、中身が薄く日記のような
ブログを量産したところで成果が出せないのでは。
この辺りは無料ブログを量産していくうちに
「記事の質」、この部分についての重要性に気付き、
向上させていく感覚を掴みとれれば、
ブログの中から報酬が生まれるかもしれません。
ただし、この手のマニュアルはそもそも
「教材が難しくてわからない」
「情報商材を購入したけど、難しくて稼げなかった」
という建前から思考力を学ばしてくれるノウハウではなく、
やり方そのものを
実践しやすいよう具体的に書いてあると思います。
ですから、無料ブログを作ったり、
ニッチな商品を選ぶ、キーワードを見つける、
約300から500文字程度の記事を作る、
ちょっとしたSEO対策を施す
といった作業は初心者でもマニュアル通りに進められ、
一通りかたちの整ったブログは完成できるでしょう。
しかし、先ほどの「記事の質」を向上させるための
ノウハウやスキル部分が不足しているケースが多い。
その理由として、
セールスレターでは学習項目には一切触れず、
1ラウンドアフィリエイト推薦者の声という所で、
・ 第2章 キーワード選定編
・ 第3章 ○○(秘密)キーワード編
・ 第4章 記事内容編
といった項目が役に立ったという程度しか書いてありません。
なので、学習項目をきちんと取り上げていない点を見る限り、
そっとしておきたい、
内容の濃いマニュアルではないと
セールスレターがそのことを示してくれています。
もし、深掘りされた内容の濃いマニュアルでしたら
その部分をセールスレター内で強調するでしょうし、
その点の重要性を一つ一つ踏まえながら説明するはず。
まあ、それについて1ラウンドアフィリエイトでは
良質なコンテンツや良い文章が書けなくても・・・
と謳っている時点で「記事の質」はそこそこ。
ですから、何も知らない人は「手軽さ」「簡単そう」と
それを鵜呑みに捉え、
教材に載っている通りに良かれと思い、
約300から500文字程度の文章を書くと思います。
しかし、そのブログや記事の中身を実際に評価するのは
1ラウンドアフィリエイトの教材でも
販売者の金田真司さんや作成したルナさんでもありません。
それをジャッジするのはGoogleの検索エンジンであり、
突き詰めていけば閲覧する読者です。
価値のない記事、質の低い記事というのは
年々Googleの検索エンジンから評価されなくなっています。
なぜなら、Googleが検索エンジンの評価する精度自体、
年を追うごと高める方向に持っていっているからです。
つまり、500文字程度の記事を5つほど
アップしたブログをいくら量産したところで、
Googleの検索エンジンから記事の質が低いと
判断されれば上位表示されるわけもなく、
その記事やブログは日の目を浴びることはありません。
先ほども言いましたが、
「500文字数」とか、「日記のような」記事では
薄っぺらい中身に等しく、
それを目にした読者はすぐに記事を閉じるのでは?
それではGoogleの検索エンジンは評価しませんから
価値のある記事(コンテンツ)を作ること、
そのためのスキルを学び磨き鍛えていくことが、
アフィリエイトというビジネスモデルで、
稼いでいくには欠かせませんし、
そうやって作った記事が資産として残ること間違いありません。
結局は良質なコンテンツを作ることや
良い文章が書けるようにするところに必ず行き着くはずです。
その部分を軽視していては稼げませんから
知らない人は「500文字数」とか、
「日記のような」記事で良いと思わないでください。
また、この1ラウンドアフィリエイトでは無料ブログを使い、
アフィリエイトする仕組みのノウハウのため、
レンタルサーバーやドメインといった
月々のランニングコストが掛からないようになっています。
しかし、無料ブログはWordPress(ワードプレス)を
使ったブログに検索エンジンからの評価は劣るため、
長い目でアフィリエイトをみた場合や資産となる
記事を投稿する媒体としては不向きな側面を持っています。
つまり、
「無料ブログ」
「ペラサイトの量産」
というやり方で作った記事は長続きする資産には程遠い。
なので購入を検討する場合は
その点をどう捉えるべきか、
短期間でも少額を稼げたら良いと割り切れるかが、
判断する1つのポイントになると思います。
あと忘れてはいけないのは
・ ライバルの少ないニッチな商品を選び
・ その穴場となるキーワードを見つける
・ 1つのブログに対し5記事ほどアップする
・ 1記事300~500文字程度の文字数
・ そういうブログを量産する
これらの作業が「楽そう」「簡単そう」と思い、
1ラウンドアフィリエイトを始めるのは後悔のもと。
なぜなら、1ブログに対し5記事を投稿するプロセスは
さほど、大変な作業だと感じないと思います。
しかしそれが、2つ、3つ・・・10ブログ・・・
20ブログという風に量産するとなれば、
「楽そう」「簡単そう」の裏腹に
思っていた以上に手間暇がかかることに気付かされるはず。
1ブログ = 5記事
10ブログ = 50記事
20ブログ = 100記事
50ブログ = 250記事
それに、5記事ほどのブログを量産して増やし、
20ブログ(100記事)を作るくらいなら
始めから100記事を1つのブログで育てあげる
スタンスでアフィリエイトを取り組む方が、
結果的にGoogleの検索エンジンから高く評価されます。
それはGoogleの検索エンジンが、
多くの記事を提供しているブログを好むからです。
1ラウンドアフィリエイトの総評
1ブログ5記事ほど、それも500文字程度で量産する
ノウハウを総合的に判断すると
ブログを量産しながら短期的に稼ぐというのであれば、
「無料ブログを使い物販アフィリを量産するペラサイトの手法」
このやり方もありかなと思います。
しかし、「記事の質」の部分は1ラウンドアフィリエイトで、
ボディブローのように効きもがく種。
ようは500文字程度の記事をどうやって向上させるのか。
1ラウンドアフィリエイトは素人が書いた日記のような文章でも
とセールレターで謳っている点からして、
マニュアルに記事の質に関する
こだわった内容が説明してあるとは思えません。
とはいえ、そこを解決できないことには
いくら量産してブログを作っても
アクセスを呼び込めず、
行き詰手ってしまう可能性が高いわけです。
そうはいっても、この1ラウンドアフィリエイトは
ライバルの少ない市場を狙うのだから
記事の質に、拘らなくてもいいんじゃないの?
なかには、こう思う人もいると思います。
ですが、1ラウンドアフィリエイト教材が売られ、
このノウハウを学んだ人は
ニッチなジャンルの商品を見つけ出し、
その狙い目キーワードを用いアフィリエイトしているのです。
つまり、
「ニッチなジャンルほど市場規模は小さい」
「商品選定とキーワード選びの視点が被る」
ライバルの少ない市場と言いつつ、
1ラウンドアフィリエイトのノウハウが、
塞がれていたとびらを開いてしまったもいえ、
この時点で、なにが起こるか想像できるのでは。
ようはノウハウを公開したことにより、
小さな市場を1ラウンドアフィリエイトの
実践者同士がライバル関係になってしまい、
ニッチなジャンル商品を奪いあうのが目に見えてきます。
ですから、記事が500文字程度の内容では
Googleの検索エンジンから評価されない可能性があるわけ。
そうなると結局のところ、記事の質の部分が、
成果に大きく係わってくるということです。
しかし、1ラウンドアフィリエイトでは
記事の質を高められる人はいないと思います。
どうしてかというと、1ラウンドアフィリエイトの
マニュアルが、そこまで対処できるよう作られていない。
だって、良質なコンテンツや良い文章が書けなくても
とお手軽さを謳っている時点で、
文章力を高める気がさらさらないからです。
なので、どうやったら記事の質が高められるのか、
そこに困り果てると思います。
もしくは日記のような記事で良いと
真に受けたままでいるようでしたら
いくらブログを量産してもらちがあかず、
セールスレターでいっていた内容と違う
憂い目にあう気がしてなりません。
まあ、この教材の販売価格が9,800円(税込み)
とアフィリエイト教材の中でも
低い部類に入り納得できてしまう部分でもあります。
では、1ラウンドアフィリエイトのノウハウで成果は出せないのか。
これについてはニッチなジャンルの商品選定と
その狙い目のキーワードを見つける方法を
ノウハウから学べる点はあるにせよ、
記事の質が最終的に成果に影響するため、
その部分が学べない可能性が高く、
1ラウンドアフィリエイトのノウハウだけで、
成果を出すには至らないというのが私の総合判断です。
決して、初心者だから素人だから
できないといっているのではありません。
記事の質を高めるためのスキルを学ばないことには
アフィリエイトで成果は出せないということです。
こういっている私も、いやというほどアフィリエイトで、
欠かせないスキルで憂い目にあって思い知らされています。
ですから、良質なコンテンツや良い文章が書けなくても
というまやかしに惑わされてはいけませんし、正しくありません。
1ラウンドアフィリエイトの
・ ライバルの少ないニッチな商品を選び
・ その穴場となるキーワードを見つける
・ 1つのブログに対し5記事ほどアップする
・ 1記事300~500文字程度の文字数
・ そういうブログを量産する
この戦略でたかをくくっていたら
期待を大きく裏切られると私は思います。
1ラウンドアフィリエイトを判断する材料の一つとして、
ぜひ、参考にしてみてください。
以上、今回は「1ラウンドアフィリエイトは期待外れ?(金田真司・ルナ)評価レビュー」についてでした。
最後までご覧いただきありがとうございます。
みやっち