アクセスを集めるにはキーワードを狙い検索エンジンから


検索結果の1ページ目において、
上位表示(SEO)されるかされないかが重要な押さえどころになります。


というのは検索された結果1ページ目の
上位に表示されているほど、


検索者はそれをクリックして閲覧する可能性が高いからです。


このことは


・ 調べている事柄に見合った情報が表示されている
・ はじめに目に入る情報を閲覧してみる
・ スクロールしてページを開く作業を面倒と感じる


といった人の心理的要因が大きく影響しているからだと思います。


ですから、クリック率(CTR)のある統計データによると
1ページ目に表示されている中から


クリックされる割合は約58%ほどあり、
そのうち、1位~3位で約39%を占め、


その内訳は


1位のクリック率(CTR)が約20%、2位は約11%、3位は約8%、
4位以下は5%を切ってしまうデータが公表されています。


このように検索結果の順位によって、
クリックされる割合に違いが生じるわけです。


なので、このことだけを鵜呑みに捉え、
検索結果で上位表示(SEO)させることができれば、


「アクセスが増える」
「アクセスを集められる」


と思われる方も少なからずおられると思います。


ただ、これは検索順位を上げる(SEO対策)ことを指し、
アクセスを集めるため必要な要素に該当します。


しかし、上位表示(SEO)させることができれば、
必ずアクセス数を増やすことができるとは捉えないで欲しいのです。


えっ、どういうこと?


そう思われたあなたには知っておくべき内容になります。



検索順位(SEO)とクリック率(CTR)の関係から分かること

検索エンジンの検索結果において上位に表示されていると
先ほどお伝えした通り、クリックされる確率が高いこと他なりません。


順位が1位~3位に入ることができたら
それだけ、検索するユーザーの目に止まる可能性が高いからです。


これが、検索順位(SEO)とクリック率(CTR)の関係にあるわけですが、


しかしながら、1位~3位の順位だからといって、
必ずしもクリックされているかと統計データを紐解けば、


1位は20%
2位は11%
3位は 8%


なので、100%から差し引きした割合を算出してみると


1位は80%(100% – 20%)
2位は69%(100% – 20% – 11%)
3位は61%(100% – 20% – 11% – 8%)


8割、7割ものクリックを
逃していることがお分かりいただけると思います。


このことから検索エンジンから上位表示(SEO)されたとしても
決して検索した人からクリックされるとは限らないわけで、


クリック率(CTR)を上げるために取り組まないと
アクセス数を増やすことには繋がらないのです。


では、その取り組みのことを知る前に
クリックする検索者の心理を抑えておく必要があります。



検索者がクリックする心理とは?

検索者は何かしら


・ 知りたい
・ 解決したい


といったときにインターネットの検索エンジンを使い調べるはずです。


その調べるときに使う単語がキーワードで、
検索欄に打ち込み検索します。


そうやって検索結果の1ページ目に表示された中から
検索者がクリックする際、目にする情報は2つあり、


1つ目が「タイトル名」または「サイト名(ブログ名)」
2つ目は、その真下に表示される「説明文(スニペット)」です。


この2つの情報のうち、
真っ先に目にするのは「タイトル名」になります。


検索したユーザーは検索結果表示されたタイトル名を見て、
そこに書いてあるコピーの単語(キーワード)から


「知りたいこと」「解決したいこと」に繋がる内容が、


・ 記事に書いてあるかどうかを大まかに推測して決める
・ 直感的な感覚を頼りにして決める


といった心理が働き閲覧するわけです。


また、説明文に関しては検索者が「タイトル名」だけでは
どうしても決めかねてしまう際、


少しでも内容を把握するため参考にされる文章になります。


スニペットはタイトル名ほど重要視されていませんが、
検索者を訴求する1つの補助的な役割を担っているといえ、


クリックされる要因になっていることに変わりはないのです。


内容は当然ながらクリックして閲覧するまで、
記事の良し悪し、質、レベルというのは正直分かりません。


しかし、その判断できる唯一の材料が記事の「タイトル」であり、


検索者は結果表示された中から
気になったものを選びクリックしているのです。


検索結果の順位はグーグルの
クローラー(自動巡回プログラムGooglebot)


という徘徊ロボットを巡回させインターネット上の情報を集め、
収集したデータを格納する場所に収納し、


その収納されたデータを検索エンジンのアリゴリズムが、
順位付けするため、ある項目を精査し決定しています。


ですが、最終的に記事をクリックするかどうかは
検索したユーザーに委ねており、


検索者が「タイトル」や「説明文」を見て、
クリックするか否かを判断しているということになります。


ということは検索エンジンから上位表示(SEO)させることが叶っても
検索者がクリックしたくなるコピーのタイトル名でないと


クリックをミスミス逃してしまい、
記事を閲覧してもらえない可能性が生じてしまうわけです。


つまり、検索順位(SEO)も重要ですが、
それと併せクリック率(CTR)を意識して取り組まなければ、


アクセスを「集めること」や「増やすこと」に
貢献できていないと言わざるを得ないわけですから


結果的にアクセスを


・ 集め逃している
・ 集め切れていない


ということになってしまいます。


それではアクセスを集めるため記事を作り、
検索エンジンからの集客効果が得られたことにはなりません。


そこで必要になるのはクリック率(CTR)を上げるための
取り組みをすることです。



アクセスを集めるクリック率(CTR)を上げるためには?

アクセスをしっかり集めるには

「ユーザーが検索するときに用いられるキーワードを抑える」


キーワードのことはこちらの記事でお話していますので、
よろしければ一度ご覧ください。

⇒ ブログ集客において必要な2つの視点とは?


その抑えたキーワードに基づき、

「検索エンジンからの上位表示(SEO)を狙う」


やはりアクセスを集める上ではSEO対策は欠かせません。


こちらの記事にて解説していますので、
ぜひ、ご覧いただければと思います。

⇒ アクセスを集める効果的なアフィリエイトのSEO対策とは?


それと併せクリック率(CTR)を上げるために


「検索者が閲覧してみたい」
「検索した人が読んでみたい」


と思える


①記事のタイトル名を付けること
②説明文を付けること


これらのことを行い始めて検索順位(SEO)とクリック率(CTR)の関係を
最大限に活かしアクセスを集める(増やす)ことへ繋げられるわけです。


①記事のタイトルを付けるには

「書いてある内容について検索者へ示すことができているか」


書いてある内容が示されていないと検索したユーザーは
自分には関係ない記事だとタイトルで判断してしまいます。


そうならないよう内容が推測できるタイトルを付けることです。


その上で、

「検索者が興味や関心の惹けるタイトルになっているか」


検索したユーザーが、


・ 思いがけずクリックしたくなる
・ 気になり思わずクリックしたくなる
・ ついついクリックしたくなる


こういうコピーになるようなタイトルは効果があるので、
意識してみてください。


②説明文を付けるには

まず、この説明文に関し設定しなかった場合は
自動的にグーグルによって記事のコピーの中から抜粋して、


スニペットを表示してくれる仕組みになっています。


ただ、自らメタディスクリプションに
表示させたい説明文を入力すれば、


検索結果に任意のコピーを表示させることができるのです。


その際は

「記事の中身が推測できるようなコピーを書くこと」


検索者が知りたいこと、解決したいことを文章に含め、
記事の中に惹き込んでいくようにしてください。


このように記事の「タイトル」や「説明文」を付けるわけですが、
これらはコピーを書いて作ることになります。


ようするに読者を集めるためには
人を惹き付けられる魅力的な表現やアピールする文書が求められ、


それには


「コピーライティングのスキルが役立つ」


ということです。


では、そうやってアクセスを集めることができたら
記事の役割は終わりかといえば、そうではありません。


つまり、

「上位表示(SEO)やクリック率(CTR)を上げることが
到達点ではない!」


検索順位(SEO)やクリック率(CTR)を上げることは
アクセスを集める(増やす)上で重要なことだと


ご理解いただける方は多くおられます。


ですから


・ アクセスを集める
・ 読者を集客する


このことに注力を注ぎ検索結果において、
上位表示(SEO)させることを目指し取り組むのですが、


サイトやブログにアクセスを集められたら終わりではないのです。


アクセスを集める目的で、
上位表示(SEO)やクリック率(CTR)を上げる取り組みは欠かせません。


ただ、キーワードを狙い上位表示(SEO)させることや
クリック率(CTR)を意識して取り組み、


その結果、


「アクセスを集められた」
「アクセスを増やすことができた」


それで安心してはならないのです。


ようはアクセスを集めることが到達ではなく、
通過点にすぎず、


集客した訪問者をさらに惹き込んでいくため必要なポイントがあります。


それについてはこちらの記事で説明していますので、
引続きもしくはお時間があるとき、ご覧いただけばと思います。

⇒ 記事を書くとき“意識しておく”必要がある!5つのポイントとは?


アクセスを集める(増やす)際の参考になれば幸いです。


最後までご覧いただきありがとうございました。


今回は「上位表示されるだけが集客ではない!“検索順位とクリック率の関係”併せ必要なこと」についてでした。


みやっち